薄毛歴40年の私が見つけた「薄毛で得したこと」5つ|悩んだからこそ気づけた小さな幸せ
突然ですが、みなさんは「薄毛で得したこと」を数えたことがありますか?
…ないですよね。私もありませんでした。40年間、ずっと「損」ばかり数えてきましたから。
でも先日、ふと思ったのです。40年も付き合ってきた相手なら、ひとつくらい「いいところ」があってもいいんじゃないか、と。
長年連れ添った夫婦が、喧嘩のあとに相手の長所を無理やり10個書き出すアレです。
というわけで今回は、薄毛歴40年の私が大真面目に数えた「薄毛で得したこと」を発表します。
その1:シャンプーが、減らない

まずは家計の話から。
我が家の洗面所には、私のシャンプーと夫のシャンプーが並んでいます。
先に空になるのは、いつも夫のほう。
ワンプッシュで足りてしまう私のボトルは、いつまでもそこにいます。詰め替えを買いに行く頻度も少ない。
ちょっといいシャンプーを買っても、髪の量が多い人の倍以上長持ちするのです。
「1本あたりの単価は高いけど、1日あたりで計算したらむしろ安いのでは?」
そう気づいた日、私は電卓を片手に少しだけ勝ち誇りました。何に勝ったのかは、わかりません。
その2:ドライヤーが、3分で終わる

お風呂上がり、髪の多い友人が「ドライヤーに20分かかる」と嘆いていたことがあります。
20分!?
私、3分ですけど…?
夏の暑い夜、汗だくになりながらドライヤーと格闘する必要もない。腕も疲れない。電気代も(たぶん)ちょっとお得。
浮いた17分で、湯上がりのお茶をゆっくり飲めます。
もっとも、乾かし終わった髪にボリュームが出ないのが悩みの本体なのですが…そこは今日は見なかったことにします。今日は「得」を数える日なので。
その3:寝ぐせが、つかない

毛量の多い人の朝は、寝ぐせとの戦いだそうです。
爆発した髪を濡らして、蒸しタオルで押さえて、それでも直らなくて…。
私の朝に、その戦いはありません。
もちろん生え癖との攻防はあります(毎朝パッカリ主張してくる「つむじの割れ目」、あなたのことです)。
でも「頭の片側だけ大爆発」みたいな派手な事件は起きない。
毛が少ないと、事件も小規模なのです。
その4:美容院が、早く終わる

カットもカラーも、とにかく早い。
ブローなんてあっという間です。美容師さんの手際がいいのではなく、単純に乾かす髪が少ないから。
昔は、合わせ鏡で後ろを見せられる時間が苦痛で仕方ありませんでした。でも滞在時間が短いということは、あの緊張の時間も短いということ。
トータルで考えれば、これは「得」に数えていいはずです。
その5:同じ悩みの人と、すぐ仲良くなれる

これが一番、書きたかったことかもしれません。
薄毛に悩んでいると、人の髪をよく見るようになります。そして、同じように悩んでいそうな人のことが、なんとなくわかるようになります。
あるとき、知人がふと「最近、分け目が気になって」とこぼしました。
その瞬間、私の中の40年分の経験が火を噴きました。
「わかる! 分け目はね、ジグザグにするだけで違うよ。あとパウダーはね…」
少しの間、熱弁していました。知人は少し驚いた顔をしたあと、「そんなに真剣に聞いてくれた人、初めて」と笑ってくれました。
悩んだ時間は、誰かの悩みに寄り添える時間に変わる。
40年は伊達じゃなかったな、と思えた瞬間でした。
数えてみて、わかったこと

正直に言います。5つ数えても、薄毛の悩みが消えるわけではありません。
明日もきっと、鏡の前でため息をつくでしょう。
でも、「損」しかないと思っていた40年の中に、ちゃんと「得」も混ざっていた。それがわかっただけで、今日の鏡は少しだけ見やすくなりました。
シャンプーは減らないし、ドライヤーは3分だし、私の話を聞いて笑ってくれる人もいる。
悪くない。うん、悪くないです。(笑)
みなさんの「薄毛で得したこと」も、ありませんか?
一緒に数えたら、もう少し増えるかもしれません。
このブログでは、そんな私の現在進行形の試行錯誤を書き留めています。よかったら他の記事ものぞいてみてくださいね。

